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葬儀の流れ

01 仏式の流れ

ご逝去~お通夜まで(1)


ご逝去

法的な死亡の確認は、医師の診断によってなされます。

早急にご連絡をお取りください(1)

医師から「危篤」との診断を受けた時、ご家族、ご親戚の方などに連絡をします。
死亡の診断をお受けになられましたらすぐに、ご家族、ご親戚などへ連絡をします。

※お伝えする内容はメモ書きにしておいた方が良いでしょう。

「死亡診断書」の受け取り

医師から「死亡診断書」を受け取ります(不慮の事故などの時には、「死体検案書」を受け取ります)。市町村役所へ「死亡届」を提出する際、「死亡診断書(死体検案書)」の添付が必要です。また、「死亡届」の手続き終了後、「火葬(埋葬)許可証」を受け取ることになります。

病院への支払い

病院への支払いは、亡くなられた日か、その翌日に、振込で済ませることが多いようです。

末期の水

新しい筆の穂先や、ガーゼ、割り箸の先に白糸で巻き付けた脱脂綿などに、茶碗の水を浸し、故人の唇を湿らせます。
故人のご家族、ご親戚、親しい友人の順に「末期の水」をとります。

お清め=湯灌=清拭

ご遺体のお清めをします。これを「湯灌」、「清拭」と言います。ご遺体の全身をアルコールやお湯で丁寧に拭き清めます。また、耳・鼻・肛門などに綿を詰めます。

着替え

「着替え」とは、ご遺体を「死化粧」、「死装束」にすることです。白装束に着替えさせ、髪を整え、爪も切り、男性は髭をそり、女性は薄化粧をします。
尚、着替えの際、故人が生前好んでおられた衣服を着せることもあるようです。

逆さごと

ご逝去後の儀礼には、日常の作法・慣習を逆にしているものが多くあります。
それらを「逆さごと」と呼びます。逆さごとには、着替えを「左前」に着せること、湯灌の作法で水にお湯を人れて湯温を調整する「逆さ水」などがあります。「逆さ屏風」は、安置したご遺体の枕元に、屏風を逆さまに立てる作法です。

喪主の決定

喪主を決めます。妻(夫)や長男など、故人との縁が最も深い方が喪主となることが多いようです。また、お通夜・葬儀式・告別式をどのように執り行うのかを決めます。(宗旨宗派の確認、お葬式全般の依頼先、おおよそのスケジュールなどを決めます)

忌中札

ご自宅の表には、「忌中札(紙)」を掲げます。ご自宅以外でお通夜・ご葬儀を
行う場合、ご遺体をお棺に移す「納棺の儀」の後、式場へとご遺体をお送り
することが多いようです。この場合も、ご自宅では「神棚封じ」をし、表に「忌
中札(紙)」を掲げます。

※近年は、忌中札(紙)を略することもあるようです。

神棚封じ

ご遺体をご自宅にお迎えするまでに、神棚に白い紙を貼る「神棚封じ」(=「神棚隠し」)をします。また、派手な絵や額・置物を片付けます。尚、ご自宅でお通夜をする場合、祭壇を設ける部屋を決めます。弔問客をお迎えできるように玄関・各室内も整理します。

早急にご連絡をお取りください(2)

●町内会代表者
死亡の事実と、お通夜の日時・会場を連絡します。

●親戚縁者、故人と親しい方
死亡の事実と、お通夜の日時・会場を連絡します。
(特に、お通夜前に来て頂きたい方には、早めに連絡します)

●葬儀社などへ連絡
依頼概要を決定します。

●宗教者への連絡
死亡の事実と、お通夜の日時・会場を連絡します。
※葬儀式・告別式の日時・会場が決まっている場合は、同時に連絡します。

ご安置

ご自宅にお迎えしたご遺体は、「北枕」(または「西枕」)にして安置し、顔を白い布で覆います。ご遺体のそばに白木の台、または白布を掛けた小机を置き、線香、ろうそく、花などを供えて「枕飾り」とします。地域・宗旨宗派により、屏風を逆さまにして立て(「逆さ屏風」)、魔除けの「守り刀」を置くこともあるようです。

ご逝去~お通夜まで(2)


お世話役代表の決定

お通夜、ご葬儀の進行を円滑に行うため、早めにお世話役代表を決めましょう。
ご遺族は、世話役代表を含め、多くの方にご助力をお願いすることになります。

戒名・法名・法号

故人が生前に、戒名・法名・法号をいただいていない場合は、僧侶に相談して決めていただきます。一般的には、枕経から納棺までの間に、僧侶が戒名・法名・法号を決めます。

枕経

仏式では「枕飾り」の後、僧侶にお願いし、ご遺体の枕元でお経をあげていただきます。

納棺

「納棺」は「死装束」、「死化粧」を済ませたご遺体を、家族全員で静かにお棺へと移すことです。ご遺体の周りに、故人の愛用品や好物などを添えます。
(燃えない物、例えば金属・宝石類などは入れません)

お通夜・ご葬儀・告別式のスケジュール決定
  1. お通夜・葬儀式の日時・会場
    依頼した葬儀社と連絡を取り、お通夜での祭壇の設置場所・設営時間などを決定します。(お葬式全体の規模・予算・段取りなども決めていきます)
  2. 寺院との連絡
    仏式では、お通夜・葬儀式でお経をあげて頂きます。
  3. 火葬場との連絡
    火葬場の休みの日などに注意し予約を入れます。
お通夜の前に準備はお済みですか?
  1. ご親戚・ご友人・関係先・町内会へのご連絡
  2. 「死亡届」と「火葬(埋葬)許可証」の申請と受理
  3. 新聞の計報記事への対応
  4. 遺影写真のご用意(正面を向き、生前の面影が忍ばれる写真)
  5. 喪服・数珠などのご用意
  6. ご寺院(神社・教会)の方と、来ていただける時間・人数、送迎が必要かどうかなどを確認
  7. 世話役代表とのご相談、並びに、各種係員へのお願いと確認(お寺さま係・受付係・案内係・会計係・携帯品預かり係・接待係・調理係・車両誘導係など)
  8. 生花・花環・供物などの準備
  9. 「通夜ぶるまい」の準備 (「通夜ぶるまい」とは、お通夜後の会食のことです)
  10. 遠方より来られる方の、宿泊先などの手配

弔問の受付

受付係は、弔問に訪れた方に芳名帳へのご記帳をお願いします。その後、祭壇が設置してある部屋へとご案内します。喪主親族は、弔問に訪れた方にお礼を申し述べます。

お通夜の式次第
お通夜の前に準備はお済みですか?
  1. ご遺族・参列者の着席
  2. 僧侶の入場
  3. 読経
  4. 僧侶のご焼香
  5. 喪主、故人と近しい親族の順番でご焼香
  6. 参列者のご焼香
  7. ご焼香が一巡りした後、喪主または親族代表のお礼の挨拶
  8. 「通夜ぶるまい」へのご案内
  9. 「お開きの挨拶」(参列者がお引き取りになる少し前に、喪主または世話 役代表は簡単なお礼を述べます)
  10. お手伝いいただいている方へ感謝の礼を伝えます。 上記は、仏式の一例です。

    ※地域、宗旨宗派により、順序・内容が異なることがあります。

僧侶への心遣い

僧侶が「通夜ぶるまい」の席に出られない時には、食物の折り詰めとお茶菓子の包みお渡しします。尚、僧侶への心遣いは、葬儀社の方などに相談し、極力早めにご対応するのが良いようです。

ご葬儀と告別式(1)


ご葬儀・告別式の前に準備はお済みですか?

  1. 喪主、ご遺族代表の挨拶文
  2. 喪主、ご遺族・親戚、参列者の座席の配置
  3. 「火葬(埋葬)許可証」 (火葬場で必ず必要です)
  4. 世話役代表、各種ご担当係へのお願いと打ち合わせ
  5. 弔辞をいただく方へのお願い
  6. ご葬儀の進行係・司会者との打ち合わせ
    (進行係・司会者は、依頼した葬儀社の方が勤めることが多いようです)
    ・焼香の順番と弔電を読み上げる順番
    ・会葬礼状や心付けの準備
    ・火葬場の時間確認と配車手配など
  7. ご寺院(神社・教会)とのスケジュール調整
    ・ご葬儀に来ていただく時間と人数
    ・火葬場に同行していただく人数
    ・迎車の必要性の有無など
  8. 会食の有無に合わせた準備 9.遠方より来られる方の宿泊先などの対応

ご葬儀と告別式

仏式でのご葬儀は、ご遺族が故人の成仏をお祈りする儀式です。また、告別式とは、ご遺族や故人と親しかった方が、故人と最後のお別れを告げる儀式です。
浄土真宗では、身心の死滅は、同時に仏の願力により浄土へ生まれさせていただくことです。従って、ご葬儀は、故人の生前を偲び、哀悼の念に基づいて行われます。
(宗派により、その意味合いが異なる場合があります)

ご葬儀の式次第

  1. 一同着席
  2. 開式の言葉(進行係の方による)
  3. 僧侶(導師)の入場
  4. 読経
  5. 弔辞
  6. 弔電の読み上げ
  7. 僧侶(導師)のご焼香
  8. 読経
  9. 喪主・親族、会葬者のご焼香
    (「焼香帳」に沿ってお名前が読み 上げられる場合もあります)
  10. 僧侶(導師)の退席
  11. 喪主または親族代表による挨拶
  12. 閉式の言葉(進行係)

    上記は仏式の一例です
告別式の式次第

  1. 僧侶(導師)の入場
  2. 開式の言葉(進行係の方による)
  3. 読経
  4. 一般参列者のご焼香
    (ご遺族の方は、参列者一人一人に黙礼します)
  5. ご帰宅される参列者に、係りの方が会葬返礼品 などをお渡しします。その中に、「会葬礼状」を添 えることが多いようです。
  6. 僧侶(導師)の退場 7.閉式の言葉(進行係)

    上記は、仏式の一例です。

別れ花と石打ち

ご葬儀後、出棺のため、お棺を祭壇から降ろします。
「別れ花」とは、ご遺族とごく親しい縁者の方がお棺を囲み、お供えの花をご遺体の周囲に捧げることです。その後、お棺に「石打ち」(=「釘打ち」)をします。
石打ちは、小石でお棺に釘を打つことです。尚、近年、石打ちは、なくなりつつあるようです。

出棺と見送り

お棺はご遺族や親しい方の手で、霊柩車まで運びます。喪主がお位牌、ご遺族の一人が遺影を持ちます。
お棺を霊柩車に乗せ終えると、喪主(または親族代表)は、参列者に対し、感謝の言葉を述べ、お礼の挨拶とします。挨拶の間、遺族はお位牌や遺影を胸あたりに掲げて、参列者の方へと向けます。

ご葬儀と告別式(2)


ご葬儀と告別式

喪主、ご遺族、故人と近い関係の方の順で、分散乗車し、火葬場へ向かいます。僧侶にご一緒して頂くことが多いようです。

火葬場への到着

火葬場の係りの方が、お棺を霊柩車から降ろします。このとき喪主は、係員に「火葬許可証」を渡します。

納めの式と火葬

「納めの式」とは、お棺を火葬炉に移す前に行う、故人との最後のお別れのことです。僧侶が同行されているときは、読経を勤めていただきます。
火葬には一時間から二時間を要します。

骨あげ(=拾骨)

「骨あげ(=拾骨)」の作法には、二人が一組になり、一緒に一つのこ遺骨を拾い骨壷に納める作法と、二人のうち一方がご遺骨を拾い上げ、もう一人の方へと渡し、その方がご遺骨を骨壷へと納める作法とがあります。

喪主と、次に故人と縁の深い方とが一組となり、またそのほかの方も、故人と縁の深い方の順に一組となり、ご遺骨を拾い上げていきます。

まず初めにご遺骨の歯を、次に足から上半身へと進みます。最後に喪主ともう一・人の方で、「のど仏」を骨壷に納め、頭のこ遺骨でブタをします。

※宗旨宗派により異なることがあります。

分骨

分骨をご希望の場合、あらかじめ、葬儀社の担当者に伝えておきます。分骨用の骨壺を用意することになります。

「火葬許可証」の受け取り

「骨あげ」の後、係員から火葬済みの証明(印)のある「火葬許可証」を受け取ります。骨壷と一緒にし、大切に保管します。納骨するときに必要となります。

ご遺骨のお迎え

留守居役は、お棺を見送った後、「遺骨迎え」の準備をします。
部屋を整理し、「お清め」の支度をします。「お清め」は、火葬場から帰られたご遺族や縁者の方が、玄関先で塩と水で体(手)を清める作法のことです。最近は、家の入り口にまいた塩の上を踏んで家に入る場合や、塩を使わない場合も多いようです。
宗旨によっては、全く塩を使いません。

※地域、宗旨宗派により、意味・内容、用語などが異なります。

中陰壇とあと飾り

留守居役は、ご遺骨をお迎えするため「あと飾り」をした「中陰壇」の準備をします。中陰壇とは、火葬場から帰られたこ遺骨を安置する祭壇です。小机を白布で被い、あと飾りして中陰壇とすることもあります。ご遺骨、白木の位牌、遺影を安置し、線香、ろうそく、供物などを添えます。

会食

お葬式の後、ご遺族はお世話になった方への慰労と感謝として、会食のおもてなしをします。この会食を「お斎(トキ)」と言います。「お斎」とは、仏事法要後の会食のことです。「精進料理」の意を含めても用います。

精進落し

故人への供養としてご遺族は、酒や生ものを口にしないお勤めをします。このお勤めの期間
は、本来、忌明けまでです。そして、精進を終える日に「精進落し」(=「精進あげ」=「忌中払
い」など)の会食を催します。
但し近年、「葬儀式後の会食」や「初七日法要の会食」を「精進落し」の席とすることも多い
ようです。

お葬式の終わりに

お世話いただいた方にお礼を述べ、引き継ぎなどを確実に行います。

Ⅰ.世話役・会計係などの方から、各種受け取るものがあります。

  1. 香典と香典袋
  2. 香典・供物の控え帳
  3. 弔辞文・弔電
  4. 芳名帳・名刺
  5. 会計記録帳・残金
  6. 支払いを立て替えていただいている方への精算
  7. 忘れ物の有無など

Ⅱ.領収書の整理……病院への支払いを含め、ご臨終 からお葬式に関わるすべての領収書をまとめておきます。 (領収書がない場合、詳細をメモとして残します)

Ⅲ.僧侶とご親戚の方との問で、法要や納骨の日時などについてご相談しておきましょう。

忌中・喪中のご追悼


挨拶回りの準備

ご葬儀後、2~3日中に「挨拶回り」へ赴きます。
お伺い先には、事前に連絡しておきます。

  1. ご寺院など
  2. 世話役代表とお世話いただいた方
  3. ご親戚
  4. ご近所の方
  5. 故人と特に親しかった方
  6. 会社関係の方。
故人の勤務先

勤務先への挨拶回りでは、故人の公的手続きも同時に進めることになります。
事前連絡の際、用意するものなどを確認します。

勤務先へは、ご自宅にある「身分証明書、会社の鍵やバッチ」「社会保険証、厚生年金手帳」などと共に「印鑑」を持参することが多いようです。

勤務先の方では、「給与、退職金、持ち株、団体保険や埋葬料、遺族年金」などの対応が進みます。

死亡通知とお礼状

お通夜・ご葬儀のご連絡ができなかった方へ、「死亡通知」をお送りします。
また、お通夜ご葬儀後、一般参列者の方に「会葬礼状」をお渡ししていない場合、早めに「会葬礼状」をお送りします。

基本台帳の整理と作成

お葬式の後、ご遺族は、「死亡通知」「お礼状」「香典返し」「法要」「補助金申請」「遺産相続」「税控除」「確定申告」などの諸手続きを滞りなく行うため、基本台帳を整理・作成します。

  1. 「芳名帳」
    (「名刺」なども一緒にします)
  2. 「広範な関係者名簿」
    (「死亡通知」「年賀欠礼挨拶状」などのため)
  3. 「香典帳」
    (「供物帳」「香典袋」なども一緒にします)
  4. 「会計記録台帳」
    (各種領収書も必ず整理しておきます)

初七日

「初七日法要」は、お葬式後の大切な供養です。故人のご冥福を祈り、御住職にお経をあげていただきます。最近では、葬儀式と連続して行うこともあります。

遺言書

遺言書の有無を確認します。遺言書は、財産・相続・身分に関する公的証書です。民法が
定める遺言は、「公正証書遺言」「自筆証書遺言」「秘密証書遺言」と「危急時遺言」「隔絶
地遺言」です。最も新しい日付のものが有効となるなど細かな法規がありますので、弁護
士や家庭裁判所等に相談されるのが良いようです。

ご位牌とお仏壇

「中陰壇」に安置する「白木位牌」は、忌明け以降「本位牌」となり、お仏壇に安置することになります。本位牌には、塗り位牌や繰り出し位牌があります。またご位牌は、戒名等を入れなければなりませんので、早めに準備します。

浄土真宗では位牌は用いません。御住職にお願いして、法名軸か過去帳に故人の法名を書いていただきます。

ご自宅にお仏壇がない場合、忌明け法要の前に求めることが多いようです。

尚、新しい仏壇は、御住職に開眼供養(真宗では「おわたまし」と言う)していただく必要があります。

※宗旨宗派により、細かな相違があります。僧侶の方などにご相談ください。

 

忌中と喪中

「忌中」とは、仏式では「四十九日」の忌明けまで、神式では「五十日(祭)」の忌明けまでの期間です。また「喪中」の期間は、仏式も神式も、故人が亡くなられてから1年後の命日までです。喪に服する期間、ご遺族は、慶事・祭礼などへの出席を差し控えます。

キリスト教では、信者となった時、神と共にある者へと生成すると考えます。
従って、肉体の死は神とあることの一つの過程ですから、忌明けの儀などがありません。
但し、故人を偲ぶ会などを開きます。

忌明けと中陰供養

仏式の法要は、「中陰供養」と「年忌法要」とに分かれます。「中陰」とは故人の来世が決まるまでをさし、亡くなられた日から49日目までのことを言います。

「中陰供養」は、「初七日」(亡くなられた日を含め七日目)、「二七日(フタナノカ)」、「三七日(ミナノカ)」、「四七日(シナノカ)」、「五七日(ゴナノカ)=三十五日(サンジュウゴニチ)」、「六七日(ムナノカ)」、「七七日忌(シチシチニチキ)=四十九日(シジュウクニチ)」です。日数は、亡くなられた当日を含め七日ごとになります。地域によっては、「逮夜(タイヤ)」の重視から、一日早い法要となります。「初七日」「五七日(イツナノカ)」「七七日忌(シチシチニチキ)」などが重要とされます。

「四十九日(シジュウクニチ)」が「忌明け法要」の日です。四十九日をもって「中陰壇」は取り払います。「忌中札」を取る日は、原則的にはこの日です。

他に「百カ日」「月忌法要」なども重要です。(「三十五日(サンジュウゴニチ)」をもって忌明けとする場合もあるようです)

忌明け法要の準備と式次第

会場・日時が決まりましたら、出席を願う方へ案内状を出します。法要後、会食を執り行う場合、その準備もします。

式次第は、

  1. 僧侶の入場
  2. ご遺族代表の挨拶
  3. 読経
  4. 焼香(読経の途中から始めます)
  5. 法話
  6. 会食、などです。

形見分け

故人が生前に愛用していた品々を、親族や故人と親しくしていた方に「形見分け」としてお贈りします。忌明けの日、またはそれ以降にお贈りします。故人よりも年上の方には、本人からご要望がない限り、お贈りしないのが礼儀です。

香典返し

「香典返し」には、一般参列者がお通夜・葬儀・告別式の会場から帰られる時お渡しする「即返し」(=「当日返し」)と、忌明け後にお贈りする「後返し」(=「後日返し」)とがあります。

「後返し」(=「後日返し」)では、「香典帳」(「供物帳」「香典袋」)を確認し、誰にどのような物をお贈りするかを決めます。通常、「半返し」と言われ、香典の金額の半額を目安とします。(但し、故人並びに、ご遺族の社会的立場などにより異なります)

納骨とお墓

ご自宅に安置するご遺骨は、「四十九日」「百ヶ日」または遅くとも「一周忌」までに納骨します。
一般的に、ご遺骨を最終的に安置する場が「お墓」です。

「納骨式」には、ご親戚と、故人と親しい方に出席をお願いし、僧侶にお勤めをしていただきます。線香、ローソク、お花、桶、柄杓(ヒシャク)などを用意しておきます。(宗派により用意するものが異なります。僧侶にお伺いください)

納骨には火葬済みの証明のある「火葬許可証」と「印鑑」が必要です。.

新たに墓地をお求めになる場合、「寺院墓地・公営墓地・民営墓地」の3種から選ぶことになります。また、「墓碑・墓石」を決め、棹石に刻印する文字を決めます。お墓が整った後、僧侶に「建碑式」をお願いし、「開眼法要」のお勤めをしていただきます。このとき、同時に納骨式を執り行うことが多いようです。

尚、お墓が準備できるまで、ご遺骨を「納骨堂」に安置することも多いようです。寺院の納骨堂、公営・民営の納骨堂があります。また永代にわたりご遺骨を管理する、納骨堂形式の室内墓所などもあります。

一周忌

一周忌は、故人が亡くなられた日からちょうど1年後の、同月同日(「祥月命日(ショウツキメイニチ)」に執り行います。この日以降、ご遺族の喪中期間が終わります。

一周忌法要の準備

一周忌法要の日時・会場を決め、ご親戚や故人と親しかった方へ案内状をお送りします。「祥月命日」当日が難しい場合、それ以前の日に執り行います。また、会食の準備もします。会場は、寺院やご自宅の場合が多いようです。この日にお墓参りをすることが一般的です。

一周忌法要の式次第
  1. 喪主、または遺族代表の挨拶
  2. 読経
  3. 焼香
  4. 法話
  5. 会食 と続きます。

年忌法要

仏式の「年忌法要」は、「一周忌」と「三回忌」「七回忌」「十三回忌」「十七回忌」「二十三回忌」(「二十五回忌」「二十七回忌」)「三十三回忌」「五十回忌」「百回忌」と続きます。

なお「三回忌」以降は、亡くなった時から2年目を「三回忌」、6年目を「七回忌」、12年目を「十三回忌」と数えます。

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